前略
昨日は南区藤野でポリカボネート製のスノーダクトカバーを取り付けました。
以前塩ビ製のカバー取り付けた事があるが雪の重みで2年くらいでペシャンコにつぶれ クレームになった。ポリカ製は塩ビ製より20倍加重に絶えるとの事で安心です
施工注意点としては製品長さ1㍍ですが50㌢未満に切ったものは耐加重負荷が著しく落ちるのとダクトの端は2㌢くらいあけて夏の伸びを逃がす事を考慮し施工する
取り付け終わったら必ずダクトカバーの真上に雪を掛けておく。
そうしないとダクトサイドの雪が傾斜でずれたときに両サイドから付加が掛かり上側に膨らんで外れようとする力が働くので雪の重みで均等に保つ。
さてこの現場は築30年以上で老夫婦が住まいしている、屋根裏の断熱性能と換気が悪いせいかスノーダクトが凍りつき暖気の融水でオーバーフローして内装に水漏れしてしまう。
普段からご主人の介護などで室内の温度は高めにしているせいもありそのまま屋根裏にも悪影響を及ぼしているらしい。屋根にのぼりダクトドレン確認したら、屋根に60センチくらい雪が積もっていたがドレン付近はすっぽりと雪が解けてドレンが露出しまさに暖気の融雪水があふれる寸前であった。
1.2階と約5メートル直管の縦管なのでドレン付近の凍り付きだけが原因ではなさそうである。
よくよく原因をさがしてみると・・・北側と西側のコンクリート基礎の床下換気口が壊れていて閉っていないではないか。室内とダクト内は暖房の熱の影響であたたかいが床下はこのところのマイナス気温がつづいてダクト床下部分が凍結し屋根上でオーバーフローしていたのだった。
床下にもぐったらダクト排水管は保温はされているのに凍結してしまっている。
とりあえず蒸気で解氷し壊れた床下換気口に簡易的に蓋をしてみた。
この一連のことは水漏れした日が暖気の日で、ダクトカバー着けた日も暖気だったので偶然原因を特定できた。
お客様の悩みを解消するためには広い視野で複合した原因を追及しなければならないことを再確認しました。
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